CRAFT IN ACTION 工房からの風 2003
その2

今回のイベントは染織関係の出展者が多かった。そもそもニッケコルトンプラザの前身は日本毛織の工場だった。毛糸を作っていたそうだ。 素晴らしい展示ばかりで、もっとゆっくり見たかった。ゆっくりお話をしたかった。
 「草の布」で有名な矢谷左知子さん。
是非会いたかった作家の一人である。葛と苧麻で作品を作る。今回はオブジェを神社横に展示。独特の空間を作っていた。
 どんな葛布を作るかと興味津々であったが、とても美しく、繊細で、柔らかく、表情が豊かな葛布であった。活動し始めて10年とのこと。いまや第一人者である。


苧麻の祠?(矢谷さんの作品)


葛布のテント 下は葛芯で織ってある

 しな布の藤野敦子さん。糸のつなぎ方を教えてくれた。若いのにすごい。
大井川葛布はご存じで一度山形のギャラリー東風さんにきてくださったとか。光栄です。
出身は市川市。コルトンのご近所だそうで駅までの道を案内してくれました。


太布 石川文江さん

しな布の横は太布。すごいでしょ!!
楮を裂いて布に織り上げています。
徳島からきた石川文江さんです。
今回のイベントは日本の原始繊維勢揃いの様相を呈していました。写真取らなかったのですが、宇治の「青土」橋本さんは苧麻やいろいろな麻を持ってきていました。橋本さんは松本クラフトの常連で今回はご主人と麻、葛について何度も話し込んでしまいました。
大胆な藍の絞りの大塚一男さん。フェルトのカラフルなボールのワークショップしていた溝口恵子さん。麻紐で簡便な二重織り考案した歌川智子さん。
いろいろな繊維を並べて作品を作る舞良雅子さん。大豆生田博子さんは茨城県水府村で工房を開いています。
杉浦貴美代さんは天然繊維で明かりをつくっていました。写真取ったのに失敗してしまった。ゴメン。来年は葛芯を送る約束をしています。紬の日野初江さんの所は見ることが出来ませんでした。残念。
大森さん夫妻は大麻農家。大麻の紙を作っています。まだ20代ですよ。頑張って欲しいと思います。


大麻の苧引きの様子


とても魅力的な繊維です
圧巻はこの人。亜麻(リネン)の斎藤田鶴子さん。リネンがこんなに美しいモノだとは・・・!!感動です。 ベルギー、アイルランドの亜麻を使い、現在ローマに住みながら亜麻布を織っているそうです。
 上質な亜麻は銀色なんですよ!
懇親会では横に張り付いてお話を


 亜麻の斎藤田鶴子さん

いろいろな種類の羊や獣毛を紡いで作品にしていた吉野綾さん。藤棚の下での展示は素敵でした。にっこり笑った笑顔が上質の羊毛のように暖かかった。彼女のHPはここ
金森愛さん ご近所のブースには金森愛さん。数年前会ったことがあります。彼女は真木テキスタイルの展示会準備で静岡に来ていたことがあり、そこでお目にかかりました。
 左はシルクのスカーフ。21中一本という大変ほそ〜い糸を緯糸に使っています。大学では日本刺繍専攻していたそうです。

 

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