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葛布通信70号
台風の贈り物
23号の台風が過ぎたばかりですが、22号もすごかったですね。その22号の台風が あるお寺の物置小屋をつぶしましてそこから 織り機が出てきました。早速連絡があり その織り機をもらい受けることとなりました。
なんと 2台も・・・。ずぶぬれでしたが 何とかレストア 可能と判断しまして工房に持ち帰りました。
これからゆっくりと 修理して 春までには使えるようにするつもりです。 
修理の様子もまた 葛布通信でお知らせします。

葛布通信69号
冬支度 2004年10月23日号
台風一過で秋が深まった16日土曜日は 冬支度の為 県内走り回りました。
まづは 安倍川の上流で炭を焼いている 和田林平さんのところで 炭を60kg購入。和田さんは 炭を焼く傍ら 飾り炭を作る作家でもあります。何度も個展しているおじいちゃんです。炭は もちろん 私の家の火鉢に使うのです。
(詳しくはHPの火鉢通信参照)
そのまま 富士市までいって お客様と「葛布ふすま紙」の商談。折角富士へ
いったので、富士市博物館に行きました。ここで 知り合いの熊井さんが織りの体験を指導しているのです。博物館の横の公園は歴史的建造物を何棟も保存。ミニ明治村の様相。こんなところが富士に有るなんてびっくりしました。織りの体験は保存建物の中で行われています。3台の織り機が並び 皆さんが織ることが出来ます。一般の博物館では 織り機は展示しているだけ 、中には糸もかかっていない物、糸が切れてがたがたになっているものが多く、結局はしまってしまう博物館も有るようですが ここは現役で頑張っています。ここクリック
それだけでも貴重ですよね。嬉しくなってしまいます。公園内でウィンディーも
散歩してきました。
 その後 大井川町へ いつもお米を頼んでいる農家から脱穀が出来たとの知らせ。新米を二俵購入。バンで行ったのですが、荷台は炭60kgと米二俵でいっぱいになりました。帰りは見事な夕焼け 冬支度が済んだ村井家でした。

帰りがけ、東名高速富士川サービスエリアからの富士山。うっすらと霞かかった富士山だった。手前の川は富士川

葛布通信68号
■「布・ぬの」 が終わりました。 2004年10月23日号

9月から1ヶ月催していた「布・ぬの」展終わりました。メルマガ読者も遠くから来ていただいた方が多く、お目にかかれなかった人もいましたが、 ありがとうございました。西は姫路、三重、岐阜から 東は東京からたくさんの方が見に来て下さいました。
 始まる前は果たしてどのくらい布が集まるかと危惧していましたが、たくさんの素晴らしい布が集まりました。
:北から 山形のしな布 そのバリエーションの豊かさ デザインのすばらしさに感動しました。科布をよくここまでソフィスケートしたものだと ただ驚き。点数も一番多く 見応えが有りました。とにかく力強い布です。
:福島 昭和村 からむし織り: 反物の出品が多かったのですが その繊維の美しさに感動しました。布の持つ力強さの中に優雅さを感じ取りました。 からむし織りの中に何と 大麻布が一点有りました。これは 本当に貴重なもの・・手績みの居座り機織り。こんなきれいな大麻の糸は見たことが有りません!!
しばし興奮してしまいました。
:グリンシン織り バリ島の経緯絣のグリンシン、葛とグリンシン絣の作品は 焼津在住の鈴木万里子さん。緻密な作業に皆さんびっくりしていました。
:浜松の田中さんは 大麻の注連縄を織り込んだオブジェ
:徳島の石川さんの太布も 圧巻でした。見ることが出来ない幻の布です。気が付かないで過ぎ去る人も多かったですが、一見剛直そうな布ですが 柔らかさを内に秘めています。私は反物と ランチョンマット、コースターを買い求めました。反物は角帯に ランチョンマットとコースターを組み合わせてバックを作るつもりです。太布の角帯は本邦初か??
:石垣島の関口さんの苧麻も とても美しい布でした。透明感がある苧麻の糸・・・南の島の香りを運んでくれたような布です。人気の有る布でした。彼女に付いては 前にも葛布通信でお知らせしたことが有りましたね。
http://www.kuzufu.com/kuzufuinfo12.htm
:吉野綾さんの布は 点数が少なかったけど かわいらしい布でした。羊たちの姿が彷彿とさせる優しい布です。来年はとても有名になると思いますよ・・
彼女についてはここ
:岩崎さんは紬の作家です。おおきな会場に長く垂らした 着尺、帯地はとても素敵でした。大きな布の持つ力強さを感じました。
 
9月18日には作家トーク が有りまして 皆さんの創作に向ける情熱、苦労話がたくさん聞けました。夜はホテルで懇親会 大いに盛り上がりましたよ。

10月11日に閉幕したこの展覧会ですが  どこに出してもおかしくない展覧会。これだけ良い布を一同に集めた展覧会は 日本では今まで無かった!!とはっきり言えます。どれもこれも 真摯な作り手なる素晴らしい布 ぬの・・・。でした。
 一番堪能したのは 私・・・。
会場の様子はHPで近日公開の予定です。
工事途中ですが 画像だけならここクリック
http://www.kuzufu.com/nunoten2.htm