葛布が出来るまでを掲載しますので、ご覧下さい。

来年の葛糸作りに間に合う様に逐次載せますので時々見て下さい。
また、ワークショップを毎年夏に行います。
興味のある方はお出で下さい。時期が近づきましたら案内を出します。

2001年12月14日 第三回目 アップロード
2001年12月18日 第四回目 アップロード
2002年4月17日 第五回目 アップロード
だいぶ完成してきましたね。後はツグリ作りですが、
葛苧のままで織りはじめても大丈夫です。



第一回 葛採り
蔓採り
1. 生蔓を採る
 6月から8月にかけ、その年新しくのびた蔓の根本に鎌を入れて採る。
蔓まとめ
2. 葉柄落とし、蔓まとめ      
葉は蔓の根本から先に向かってこき下ろす。
採取した蔦の根本をまとめて縛り束を丸く
リースのような輪にしてさらに縛る。






第二回 葛煮
1. 生葛を採取してから煮るまではあまり時間をおかない方が良い。
 すぐ煮る事が出来ない場合は葛束を水に漬けておく。これは日光と乾燥を防ぐためである。

葛煮
       


第三回 室入れ

2001年12月14日アップロード

1.茹で上がった葛を川の流水に浸ける。

2.すすきを刈り取っておく。

3.水はけの良い場所を選びすすきを半分敷き詰める。

4.流水に浸けた葛の輪をすすきの上に立てるように敷き詰める

5.上からすすきを被せる

6.むしろもしくはビニールを被せ、重しをのせておく。


     葛の室入れ


第四回 発酵 室だし  2001年12月18日アップロード
葛の蔓から繊維を取り出すのに発酵の技術を使います。
藁やススキには納豆菌が付いているのでそれを発酵に利用します。
室(むろ)を作ったら毎日葛の様子を見ます。
乾燥しないよう注意します。また、温度が高すぎて発酵が進みすぎてもいけません。
 真夏で3日 初夏で5日。天候、気温に左右される微妙なところです。表皮が手で楽に剥けるようになったら室から出します。
出すタイミングが早ければきれいな葛苧は採れません。
遅ければきれいにはなりますが、繊維に強度がなくなります。
発酵に失敗すると繊維が悪くなるだけでなく、その後の作業も悪臭で辛くなり、匂いを取るにも一苦労です。

 葛の室  風で飛ばないように石の重しをする

室だし 

第五回 洗い
丸洗い
 川の流れで発酵した葛の表皮を洗い落とす。黒い斑が残らないよう十分洗う。葛束を解き、根元から30cm位の所を片手で持ち、もう一方の手で元の外皮をはがして靱皮も良く洗う。靱皮と木質部の間に「わた」が有れば、それも良く落とす。残ると葛糸の品質を悪くする。
 袋抜き
 葛蔓を一筋、元を摘み下方へ向かってしごくと靱皮が木質部と離れる。片手で靱皮を押さえながら片手で木質部を引き抜く。靱皮は蓑虫状に手に残る。靱皮の先を摘んで引き延ばす。この時葛の元と先を混ぜないようにする。
苧洗い
 手がなを解いて水に流し、頭部から尾部に向かって振り濯ぎながら洗う。きれいになった部分から手がなにし、靱皮が幾条にも割れないように注意する。
 苧の乾燥
石河原の上に葛苧を広げて干す。生乾きの時、元から先に向かってしごいて縮を防ぎ、苧と苧を良く振って離れさせる。 

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