手織機のページ3

7.ビロード織り機

京都西陣会館展示品
昨年4月に西陣会館の手織実演コーナーが拡張されました。ビロード織り機も新しく展示されています。綜絖の開口はドビー方式か?

2002年4月撮影

ビロード織り機の部分
手前にある針金を織り込んで行き、後でその部分をカッターで切り離すと毛羽が立ち柔らかいビロードの手触りが出てくる。筬の上の紐は飛杼用。

8.綴れ織り機
京都西陣会館展示品
綴れ帯を制作している。平織りにも関わらず、4枚の綜絖。細かい柄を織るために4枚綜絖である。
 綴れの技法は未だに手織で守られている。向こう側にもう一台あるのは若い人が織っている。
2002年4月撮影

着尺織り機
西陣会館展示品
絣のお召しを織っている。4枚綜絖。本来飛杼仕様だがその機構ははずしてある。今掛かっているのは経絣である。緯糸を2種類撚りの方向が違うものを交互に織り込んでゆく。織り手は平林さん。知り合いである。2002年12月号の染織αに登場しましたね。
2002年4月撮影

10.ジャガード手織機
ジャガード機の全景。
右側に紋紙が見える。大きな機である。同じ機であるが撮影は01年10月
西陣会館展示品
ジャガードで帯を織っている。ジャガードの機構で上げてある糸に多くの色をその都度織り込み、緯糸をとおし、金糸を入れる。どの糸を入れるのかはピアニストが楽譜を読むように紋図を読み込んでゆくという。一二度くりかえせば暗譜のように図を見なくても勝手に手がうごくという。熟練の技としか言いようがない。織り手の藤原さんはかつて空引き機も扱った事があると聞いた。空引きの機は京都のどこかに復元機がしまってあるのだという。
2002年4月撮影

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